2019年【第5回ハニーオブザイヤー国産部門】グランプリ受賞!
「なにも知らない素人からはじまった養蜂です」
そう語る、巣鴨養蜂園の髙橋正利さん。
西和賀町出身で、東京で消防士として働いていた。あるとき、学んだ"養蜂"の奥深さにひかれていく。
巣箱づくりから、瓶詰めまで。一つ一つの工程がとても丁寧。
特にこだわっているのは、まじりけのない澄んだはちみつをつくること。
そこで正利さんが使っているのが『隔王板』という網目状の板。
この板は、女王蜂が通り抜けられないサイズの網目になっていて、巣箱の中を『子育て専用スペース』と『蜜採り専用スペース』に分けることができます。
そうすることで『蜜採り専用スペース』には蜜だけが集められ、
より澄んだはちみつになるそう。
~ 「さくら」って、どんなはちみつ? ~
さくら(ソメイヨシノ・山桜)を中心とした百花蜜です。とくに、今年採れた『春の花~さくら~』はとても珍しい一品ができました。
冬が長かったためかソメイヨシノと山桜が同時期に山々に咲き乱れ二種類のさくらの蜜が絶妙にブレンドされています。数量限定です。
日本酒のように、はちみつも食べ合わせるもので風味・香りが変わるように感じます。
その変化や、お気に入りの食べ合わせをお愉しみください。