12/10から販売開始
冬の風物詩 寒さと乳酸菌がつくりだす大根の一本漬け
「昔はよく家で、大根の一本漬け漬けたものだ」
大きな樽に、ぎっしり大根を敷き詰め、塩をいれる。ちょうどよく漬かった頃には、樽の表面に氷が張る。その氷を割り、大根を一本取りだす。
大根の一本漬けを持ち寄りながら、お茶っこするのが冬のおばあちゃんたちの楽しみだった。
それは、各家庭で味が違うから。
大根と樽の表面の乳酸菌によって旨味が醸し出される、一本漬け。だから家庭によって味が変わるという。
西和賀産業公社では、昔ながらの製法で、皮ごと大根をまるまる一本漬けています。ほどよい酸味と、塩味、そしてパリパリと心地よい食感。
そのままでもおいしいし、ポテトサラダのアクセントにもおすすめ。厚切りにしてたべるのが、地元流です。